3月20日 最大の難所を乗り切りました。  Die groessten Hindernisse ueberwunden

先日、列車で到着した台東から花蓮までの距離は約170キロ。
いつもならば2日間で走りきる距離なのですが、今回は3日で
走ることにしました。と言うのは、ふたつあるルートのどちら
にもすごい難所(急な登り)があり、それをクリアするのに時
間が必要と考えたからです。アキレス腱断裂後のパワー不足も
気になっていますし…、そして、選んだコースは海岸沿いでは
なく、途中から左折して山を越え、ふたつの山脈の間を走ると
いうもの。自転車を借りた際、「とても美しい!」と店主が強
く勧めてくれ、地図に赤線でマーキングしてくれたコース。そ
の難所は国道17号線から左折してすぐに始まりました。いきな
りの急登!斜度表示はないが12度(日本ではこれが最大斜度)
を越えているのは間違いない。我慢、我慢…と言いきかせてペ
ダルを踏むが踏み切れない。で、5分押しては1分休むの繰り
返し。1キロほど進んだところに休憩所があり、そこで発見した
高低図を見た時は、ここから引き返そうかと思った。しかし…
と思い直し、頂点まで最大7,8キロ。すべて押してもよいで
はないかと決心して押した。そして、押した。格闘1時間あま
り、二つ目の休憩点にたどり着くと、そこにGIANTのツア
ーサポートカーがいたので、ドライバーに「この登りはあとど
れくらい続きますか?」と尋ねると「ここが最高点!あとはず
っと下りだよ!」との返事。覚悟を決めていた私にとってはあ
っけなく難所との闘いは終えたのでした。
※雨模様の中のスタート。
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※少し走ると定食屋さんが。
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※卵焼き付きビーフンをいただく。40ドル。
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※17号線を左折する。いきなりの急坂!
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※この高低図には戦意も失せたが…
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小休止の後、再スタートすると確かに少しの登りがあり、その
先にはトンネル。前後のライトを点けて進入すると、少しの登
り。車も少なく、トンネル内の道路も広く、不安感無く通過。
すると待っていたのは待望のダウンヒル!ブレーキから手が放
せないほどの急坂をぐんぐん下り、アッと言う間に下界に到着
しました。
降り切ったところにあったのは「湯」と言う文字が大きく書か
れた安通温泉郷という施設。まさに日本ムードあふれる施設で
したが、まさか、日帰り温泉という訳には行かないし…。
※温泉もある。
DSC00886.jpg
下っていくと7-11があったのでここでコーヒーブレイク。窓際
に座って飲んでいると1台の自転車が止まった。目があったの
で手を振ると彼も振りかえし、しばらくするとやってきた。予
想通り、日本人で、東京から来ている高砂さん。6日間で花蓮
までと、すさまじい速度で環島している58歳。昨日のスイス人
並みのパワーだ。彼をおいて先にセブンを出たが、やがて彼は
私を追い抜いて行った。昨日もこんな景色だったな~。
※彼も私をさっと追い抜いて行った。
DSC00898 - コピー

午後3時前、ホテル到着。まだ清掃が終わっていなく、少し待
たされたが(実は私が早くに到着しすぎた)、程なく入室。今
回の旅で最もラグジュアリーな部屋だった。だって、トリプル
ルームのシングル利用ですよ!
さて、明日は走りの最終日。約80キロを味わって走ろうと思う。
本日の走行距離58.5km

●その夜の出来事!!
ブログを書いて夕食に出た。駅前にいくつか店があり、どこに
しようか迷った末に、入り口の様子が気に入った店に入った。
が、店員も中国語で喋るばかり。どこで、メニューに客が記入
して注文するシステムと分かっているのだが、写真入りのメニ
ューもなく困っていると、入り口付近の丸テーブルで食事して
いた若いカップルが近づいてきて、助けてくれた。メニューを
選び、料金計算をした。私は台湾ドルが200しかないというと
「大丈夫、合計180ドルだから」と言う。ありがたかったし、
話もしたかったので「あなたたちのテーブルで一緒に食べてよ
いか?」と訊くと「OK」との返事。そして、お互いの片言英
語でおしゃべりと食事が始まった。やはり、この年齢でのチャ
リ環島に驚かれ、互いの仕事を語り合い、やがて彼らが言った。
「今年の9月に鈴鹿にF-1を観戦に行くかもしれない。その
時に東京に行ったら会ってくれるか?」答えはもちろん「OK」
だ。そして名刺を交換した。唐さん夫妻だった。で、早めに食
べ始めていた彼らは食事が終わり「先に出ます」と帰っていっ
たがその際、「あなたの支払いは済ませました。そのまま帰っ
て結構です」と!若い彼らにおごられてしまった。200ドルし
か持っていないと知ってのことだろうが、優しい気持ちに触れ
てますます彼らを歓迎したくなった。こんな縁を大切にしたい
と思う。
※唐さん夫妻。また会えるといいな!
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※食べたのは豚肉ご飯、玉子スープ、厚揚げ(油豆腐)と野菜
サラダ。これで180ドル(640円)。
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