3月16日 待望の田舎道 Langersehnte Landstrasse

昨晩のホテルはカプセルホテルだった。が、これからはこのような
ホテルは増えるに違いないと確信させる快適さだった。まず、サイ
ズが大きい。173センチの私がしっかり足を伸ばせる。ドアにはロ
ックがかかる。照明も明るさ調整ができるし、Wi-Fi接続ももちろん
可能。テレビはなかったが、ない時間を楽しむの旅だろう。共用施
設としてのキッチンやロビーも広く美しく、価格は約2500円だ。そ
んなホテルに4時過ぎに着き、シャワーの後に衣類の洗濯をした。そ
のために早めに到着したのだ。こんな感覚も戻ってきた。
※ホテルの名前は「Planet23」という。宇宙をイメージ?
DSC00615.jpg
※部屋はカプセル。
GYO 20230316_070548
迎えて3月16日。7:30出発。ホテルは国道1号線(環島ルート)か
ら15メートルほど入ったところなのですぐにルートに乗った。
看板とサインを確認しつつ、快調に走る。約30分走ったところに7-
11があったので小休止と食料調達。台湾のコンビニは日本のそれよ
りも小さく、商品のバリエーションも少ないが、イートインスペー
スが大きく、完全に人々の食事の場所となっているように思う。
走っていると人々が集まり、大きな像の前で写真を撮っているのを
見かけたので、私も止まり、写真を撮ろうと近づくと一人の女性が
「撮りましょ」という雰囲気で寄ってくる。ありがたくカメラを渡
し、どの後は私が撮ってあげ、互いに「シェイシェイ」と別れた。
そしておいていた自転車に戻ると、なんとそこに、昨日一緒に走っ
た王くんがいた。「また会ったね」と声をかける。一緒に行こうか
と思ったが、彼は「ここで休んでいく」というので再会を期して別
れた。その後、彼とは会えなかった。
※この像は何の像なのか?
DSC00635.jpg
※往路わきには軍用機が。
DSC00622.jpg
走り出してしばし、道路わきに素敵なカフェを見つけたので。ここ
で軽い昼食を取ろうと入ってみた。客は居ず、私一人だけだったが
くわばらえりさん似のおばちゃんが親切に対応してくれた。ミルク
(これが美味しかったが、濃すぎたのか、後で腹を壊してしまった)
とワッフルのミニランチを頼み、昨日、駅の観光案内所でいただい
た地図を眺めていると、八田與市祈念館という文字が目に入ってき
た。ガイドブックで見た記憶があったので訪ねてみることにし、く
わばたおばちゃんに「近いか?」と尋ねると地図を持ち出し、親切
に教えてくれた、八田の名前も知っているようだった。台湾に来て
初めての寄り道である。そう、旅はこれでなくては…
※道路わきのカフェでミニランチ。奥にはくわばらりえさんが!
DSC00647.jpg
※こんな昼食。牛乳は濃すぎるのこれからは注意!
DSC00648.jpg
およそ5キロ走って着いたところは大きな公園だった。大きな池が
あり、そこでは太陽電池パネルで走る船に乗れると日本語の説明文
もあったから、日本人が来るのだろう。奥にはホテルがあり、その
前の小山に八田の像があった。ちょうど居合わせた台湾人団体のガ
イドさんに写真を頼むと「日本の方ですか?八田は台湾のヒーロー
です」と語ってくれた。八田は当地の水利事業に貢献した人らしい。
八田公園から本来の国道1号に戻るのは易しい。なぜならば、彼の
名前が付けられた「八田路」を走れば良いのだから。
※八田與市さんの像。
DSC00658.jpg
※公園前の道路は「八田路」と名付けられていた。価値が分かる。
DSC00654.jpg
やがて環島ルートは国道1号線を離れ、迂回しながら進むことにな
る。もちろん短距離を求めるなら1号を行くのだろうが、私は推薦
のルートを取った。予約したホテルにも近いというメリットもあっ
たから。これが正解で、ルートは新たに開発された文化都市風なエ
リアを通ったかと思えば川沿いの自転車道に出たり…味気ない国道
よりもこちらを勧めたいという自転車協会の配慮なのだろう。
そして、ルートを離れ、ホテルを目指す地点にやってきた。ホテル
は自然景観エリアにあり、周囲には店はないとのことだったので7-
11で夕食を買い込む。何を?太巻きとおいなりさんと野菜サラダだ。
街から離れているのでやむを得ない。
※今夜の夕食。味はまずまず。
GYO 20230316_174509
ホテルでは主人が私が日本人と知ると「私は台湾のモトクロスチャ
ンピオンで、日本に何度も行った」と言ってガレージを見せてくれ
た。そこにはホンダが3台と他に2,3台のモトクロスバイクが並
んでおり、他にもバギーのようなタフな車が4,5台置いてあった。
ヘルメットも20個くらい並べてあって、相当なキャリアの持ち主で
あることがうかがえた。
そして、今日の宿に居合わせたのは台湾人の23歳の若者張さんだけ
だった。札幌に行ったことがある張さんは大谷翔平の大ファンで、
一緒のWBCのテキスト速報を見ながら話し込んだ。大谷が打たれ
た時には二人で「オーマイゴット!」と叫んでしまった。
こうして夜も更けた。歩いて環島をしている張さんは明日が早いの
で会話は終了。日本に行くというので名刺を渡した。果たして再会
はあるか?明日は高雄に2泊する予定。
本日の走行距離84.5km


スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

今頃は、高雄到着かな?
八田氏の銅像、5年ほど前に、首が切られていた。
日本統治時代の影かも知れません。
台湾統治時代は、日本軍も余裕があった時代で、学校や病院、交通網、治水などに力を注ぎ、日本によい印象を感じていた反面、日本名や日本語など、日本化も進めており、複雑な感情が残っているのだと思います。
台湾原住民との衝突もあちこちで起こっていたようです。




高雄到着

お察しの通り、高尾に着きました。
が、この週末、ホテルはどこも満室で、私がやっとのこと確保した
この部屋も連泊はできません。なので、明日は移動&休息日と決
め込んで台東へ行きます。なんとか明日の宿を確保したところです。
八田さんの話は知りませんでした。ガイドは私に「ヒーロー」と言い
ましたが…何かあるのかもしれませんね。
プロフィール

中尾 堯

Author:中尾 堯
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ
最新記事
最新コメント
リンク